アングルのパターンを変えてバリエーションを!

「ペットを撮影しているけれど、いつも同じような写真ばかり」という人は、ちょっとアングルのパターンを変えてみませんか?

 

犬も猫も人間よりも小さいので、普通にカメラを構えると、ハイアングルからの撮影になってしまいます。そのカメラ位置を少し変えるだけで、背景の映り方も変わりますし、何よりペットの顔の角度が変わるので、写真のバリエーションが楽しめるようになります。

 

主なアングルと写し方のコツをまとめましたので、参考にしてください。

 

 

 

ペットの顔の高さに合わせたアングル

 

人間にとっては、かなり低い位置になりますが、犬の顔の高さまでカメラ位置をさげて、名前を呼び、カメラ目線で撮ると、かわいい表情が残せます。

また、そのアングルで片手を上にあげて、音の鳴るおもちゃなどで気を引くと、見上げている顔も撮影できるので変化が楽しめます。

 

 

 

ローアングル

 

ペットの場合、ローアングルで撮るには、床に近い位置でカメラを構えた撮影になります。また、ソファや高さのある台などにペットを乗せて、それより低い位置から撮影します。

ローアングルは、背の高いものを背景に入れたい場合に有効です。ヒマワリなどのペットよりも背の高い花や、桜などの樹木の花、空や山などを入れる場合もお勧めです。またクリスマスツリーや壁の高い位置にセットした飾りをペットフォトに残したい場合にもいいでしょう。

 

 

 

ハイアングル

 

人が普通に構えてもハイアングルになりますが、地面や床面が多く写るので、それを考慮して撮影しましょう。たとえば、芝生の広場や桜の花びらが絨毯のようになっている道、紅葉の落ち葉の道などです。

室内撮影の場合は、柄物のファブリックを敷いてもかわいいです。トレーニングができている犬の場合は、伏せのポーズでカメラを見上げてもらうと、さらにかわいくなりますよ。